「塾なし中学受検」を考える

〜塾に通わず、通信教材のみで都立中高一貫校に合格しました〜

都立中高一貫校 適性検査対策「基礎学習について②」

〜「都立中高一貫校 適性検査対策『基礎学習について①』」からの続きです〜

yyyask.hatenablog.jp

 

さて、幼稚園から小学3年生まで、全家研「ポピー」→小学館「ドラゼミ」と2つの通信教材を経て、「ドラゼミ」自体が終了するタイミングで小学校4年生4月から「Z会」に切り替えたというところまでが前回書いた内容でした。今回はその続きです(ちなみに2学年下のB太はそのまま小学館の新通信教材「まなびwith」を選択したということも書きました)。

 

Z会がどういう教材かについて私がここで詳細を書くよりも公式の案内を見た方が的確だと思うので、そこはZ会のHPにお任せするとして、ここでは受検までの3年間でA子がどの講座を受講し、どのように勉強を進めたかについて書いていきたいと思います。

 

まず、Z会の小学3〜6年生向けの講座は大きく3つのコースに分かれています。

①小学生コース(紙教材)

②小学生タブレットコース(タブレット)

③中学受験コース(紙+タブレット)

 

①はまず本科6科目(4科、プログラミング学習、5〜6年のみ英語)から受講科目を1〜6選択し、任意で専科(3〜4年は英語と思考・表現力の2科、5〜6年は作文と公立中高一貫校適性検査の2科、6年のみ公立中高一貫校作文)を+αします。

②は3〜6年生共通で7科目(4科、英語、総合学習、プログラミング学習)がセットになっており、全科目セット受講が必須になります。

③は学年では分かれておらず、4科から1〜4選択し、任意で専科(いずれも6年のみ頻出分野別演習、志望校別予想演習)を+αします。

 

私たちはいわゆる国私立の中学受験は考えていなかったため③ではなく、またタブレット学習より紙教材が良かったため②も消えて、ほぼ必然的に①だけが残りました。

さらに4〜6年生で実際に受講した講座は、

《4年生》

4科のみ

《5年生》

4科、作文、公立中高一貫校適性検査

《6年生》

4科、公立中高一貫校適性検査、公立中高一貫校作文

でした。英語とプログラミング学習は3年間で一度も受講せず、基本の4科と公立中高一貫校対策に絞りました。

 

「公立中高一貫校対策に絞った」と言っても、以前の記事にも書きましたが、小4や小5から受検を考えていたわけではありません。小4の学年末に、新年度からの受講科目を選択するタイミングで「せっかく公立中高一貫校向けの講座が始まるのならどんなものか少しさせてみるか」くらいの気持ちでした。もしやってみて箸にも棒にもかからないようならやめればいいし、案外楽しんでできるようなら続けよう、これくらいの考えでした。

 

〜「都立中高一貫校 適性検査対策『基礎学習について③』」に続きます〜