「塾なし中学受検」を考える

〜塾に通わず、通信教材のみで都立中高一貫校に合格しました〜

「塾なし中学受検」をなぜブログにするか。

今春、第一子(A子)が都立中高一貫校に合格しました。本ブログのタイトル通り、いわゆる対策のための塾には通わずに、リーズナブルな通信教材のみで手にした合格でした。

 
なぜ通塾せずに中学受検することにしたのか、その理由は一つではありません(逆にかなり多い)。また、「受検」と書いている通り、私立中学との併願も一切なしでした。その理由については追々ブログに綴っていくとして、そもそもなぜこのようなブログを書こうと決めたのかは、単純に「塾なし」中学受検に関する情報が「塾あり」に比べて少なかったためです。
 
「塾なし」はビジネスにならないからなのか、あるいはそのような家庭が単に少ないからなのか、とにかく情報不足の感が常にありました。子供を塾に通わせている家庭であれば、公立中高一貫校が誕生してから約15年にわたるデータを元にしたアドバイスを受けられるのでしょうが、こちらはそうも行きません。行っている受検勉強の妥当性から実際の採点基準や合格ラインとなる点数にいたるまで、分からない時は延々とネット検索をする羽目に陥りました。まさに今も同じ苦労をされている保護者がいらっしゃるかもしれません。経験者として得た知見を少しでも共有し、様々な理由で塾に通わずに中学受検を考えている皆さまのプラスになれればと思ったのが、本ブログを立ち上げた理由になります。
 
これから色々な視点から「塾なし中学受検」について書いていきたいと思います。ストレートに試験対策について書くこともあれば、広く子供の教育や受検(受験)ビジネスについて思うことを書くこともあるでしょう。それらが少しでも読者のお役に立てれば望外の喜びです。